変わりゆく街の魅力を再発見 新・小杉散歩

2020.1.8

川崎七福神めぐり2020

新・小杉散歩、2020 年最初の投稿は、恒例となった川崎七福神めぐりの初詣です。

中原区内の寺院に安置された七福神をめぐる川崎七福神は、毎年1月1日から7日までの松の内の期間に御開帳され、七つの幸福をもたらすといわれる七福神の御朱印をいただくことができます。電車やバス、自転車などを利用して数時間でめぐることができるため、徒歩での参拝のほか、ファミリーでのサイクリングや、ジョギングをしながら参加する方も毎年多くみられます。

昨年、一昨年は徒歩で参拝しましたが、今年は気分を変えて、レンタルサイクルを利用して、自転車での参拝にチャレンジしました。

利用したのは HELLO CYCLING という電動自動車のシェアサイクルシステム。事前にアプリをダウンロードして、利用したい場所のステーションを検索して予約します。 最初に行きたい寺院の近くのステーションを検索すると、残念ながら貸し出し中だったので、貸出台数の多いグランツリーで予約。

東急武蔵小杉駅口側のエントランス横に、このようなステーションがあるのは以前から知っていましたが、利用するのは今回が初めてです。
料金は 15 分あたり 70 円ですが、12 時間で 1,000 円という上限があります。支払いはキャッシュレスで、カード払いかキャリア決済などから選ぶことができます。

自転車に乗って、最初にめざすのは長寿の神・寿老人を祀る長寿院 無量寺。グランツリーを出発したら、横須賀線武蔵小杉駅を渡り、NEC を経由しながら南武線沿いを平間駅方面へ。電動自転車なので、あっという間に到着しました。

瑠璃光山長壽院と称され天正年間に覚源和尚により開創。本尊には阿弥陀如来を安置している。戦災により本堂も寺宝も消失したが、昭和29年に東京の古いお寺から本堂を譲り受け、移築した。

阿弥陀如来を安置している本堂で参拝したあと、隣にある授与所に並び、御朱印をいただきます。
1 軒目なので、こちらで御朱印帳(色紙)をお願いしました。色紙込の御朱印で 300 円。 2 軒目からは七福神御朱印代として各寺院 200 円ずつを納めます。

有難いひとつめの御朱印。七福神めぐりの案内図もいただきました。

長寿院 無量寺(寿老人神)

中原区中丸子498

無量寺を出たら、上丸子の大楽院をめざします。せっかくなので、多摩川まで出て、多摩川サイクリングコースを丸子橋方面まで走ります。いつもの休日より人が少なく、冷たい風も心地よく感じられます。

釣り竿と鯛を抱えた姿がお馴染みの恵比寿様を祀る大楽院。七福神のなかで唯一日本由来の神様でもあります。境内にはかつて小杉の村中に架けられていた石橋・八百八橋が置かれています。

新丸子駅東口商店街を抜けたつき当りに建つ寺院。奈良県長谷寺の直轄寺院で、ご本尊は長谷寺と同じ、十一面観世音菩薩。本堂内の釈迦如来像は、川崎市の指定文化財になっている。

大楽院は、自分で御朱印を押すスタイル。右上の恵比寿様のスペースに押印します。こちらもたくさんの人が列をなしていましたが、ここで押す場所を間違えると最初からやり直さなくてはならないので、慎重になります。

お地蔵様にも手を合わせて、大黒天の西明寺へ出発します。

大楽院(恵比寿神)

中原区上丸子八幡町1522

徳川家ゆかりの寺院としても知られる古刹・西明寺。この地域でも大きな寺院とあって、参道も多くの人でにぎわっていました。

正確な創建は不明だが、宮前区有馬にあったものが移されたといわれている。北条氏ともゆかりが深く、時頼公の像が現存している。本尊には大日如来を安置している。

こちらでは、約 400 年前に作られた一木づくりの大黒天が、松の内期間のみ公開されています。
いただいた御朱印を恒例の「だるまみくじ」とともに。今年は赤を選びました。

西明寺(大黒天)

中原区小杉御殿町1-906

次に訪れるのは仏教の四天王・多聞天ともいわれる毘沙門天を安置している、東樹院 多聞寺。川崎七福神めぐりの案内図によると、こちらの毘沙門天は、室町時代にこの地の豪族によって発見された、由緒のあるものだそうです。

本尊に不動明王尊を安置する。創建は室町時代といわれ、武州の豪族・平氏の流れである石井源左衛門により、当地宮内にある毘沙門天を見出されといわれている。

4 つめの御朱印をいただいて、毘沙門天の前で撮影。次は上小田中の法蔵寺へ。

東樹院 多聞寺(毘沙門天)

中原区宮内1-11-1

5 番目の寺院は、財運を招くとされ、芸能の神様としても親しまれる弁財天を祀る宝蔵寺。 こちらは本堂の前に宝船に乗った七福神の石像があり、参拝に訪れた人々の撮影スポットになっていました。

宝蔵寺の創建は永正17(1520)年。天正年中に再建される。ご本尊が「子育地蔵菩薩」ということもあってか、ご家族連れで参拝される方が多くみられる。

御朱印をお願いすると弁財天の御守りもいただけます。

宝蔵寺(弁財天)

中原区上小田中1-4-13

宝蔵寺を出たら、長いおでこと髭を生やした老人の姿でお馴染みの福禄寿が祀られる安養寺へ。宝蔵寺から安養寺までは、徒歩でも数分の距離。住宅街の路地裏を進むと、すぐに本堂の屋根が見えてきます。

永禄10(1567)年に開山されたといわれている安養寺。現在の御本堂は昭和41年に再建されたもの。本尊には大日如来を安置している。

本堂の横にある授与所にて、御朱印をいただきましたが、撮影し忘れ。「あと一寺院、頑張ってくださいね」と、お声をかけていただきました。 さて、ここから最後の地、大楽寺までは、少し長い距離を走ります。

安養寺(福禄寿)

中原区上新城1-9-5

武蔵新城駅近くにある安養寺から木月にある大楽寺までは、南武線沿いを武蔵小杉方面へ走り、元住吉を経由して向かいました。

GoogleMAP によると 5 km ほどの距離。ここまでどこも平坦な道かつ、電動自転車なのでスムーズに移動できますが、無計画な順路で回ったことを若干後悔しはじめた頃、三重塔が見えてきました。

創建は不明だが、約450年前の過去帳が残されているという。現在の本堂は近年再建されたもの。ご本尊として胎蔵界大日如来が安置されている。

こちらは本堂のなかにあがり、御朱印をいただきます。最後なので日付を入れていただきましたが、他にもこちらを最後にしている方が多くみられ、長い列をなしていました。

境内の大きな布袋様の前で、記念撮影。これですべての寺院の参拝を終えました!

川崎七福神めぐりは、比較的短時間でめぐることができ、達成感を得られるとてもありがたい祈願です。 今年参拝できなかった方は、来年ぜひチャレンジしてみてください。

川崎七福神めぐりHP

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