変わりゆく街の魅力を再発見 新・小杉散歩

2020.8.28

「家飲み」が充実するおつまみテイクアウト

うだるような酷暑の折。この時期に一番美味しいものといえば、つめたく冷えたビールですよね。今回は、自宅にいながらにして本格的なおつまみがお手頃に楽しめる、センベロ風テイクアウトができるお店をご紹介します。

まずはじめに訪れたのは、新丸子駅東口近くにあるテイクアウト専門の焼き鳥屋さん「竹沢」。路地を一歩入ると周辺に漂う、香ばしい匂いが食欲を刺激します。
強火でガツンと火を通し、焦げすぎたところをハサミで落とす手際の良さは、ついつい見とれてしまうほど。どれも魅力的でなにを選ぶか悩むところですが、今回は定番で。「ハツ」「手羽先」「とりかわ」を塩で、「シロ」と「ツクネ」をタレで注文しました。

大振りに切られた肉を新鮮な肉を強火で焼くため、外側はパリっと香ばしく、中はやわらかに。

左から、ツクネ、シロ、豚ハツ、とりかわ 各120円、手羽先 170円(税込)。

竹沢
神奈川県川崎市中原区新丸子東1-773

続いて紹介するのは、先ほどの「竹沢」のすぐ隣にある、「日本酒バル 森」。こちらは京野菜を使ったお料理と全国から選りすぐった日本酒が人気のバルなのですが、現在は1階の店頭で、お惣菜と新鮮野菜をテイクアウトで提供しています。
野菜は厳選された地場のものと京野菜。めずらしい品種も多く、スタッフの方が親切に説明してくれました。
野菜は「ルッコラ」を、お惣菜は「夏野菜のおひたし」と「おから」をチョイス。夏野菜のおひたし」はその日おすすめの新鮮な夏野菜を昆布と干し椎茸に野菜のプロスを合わせた出汁でおひたしにしたもの。お出汁まで飲み干せる優しいお味です。
「おから」は、雪が谷大塚の有名豆腐店「あらいや」の純国産大豆で作られたおからと、新鮮で味の濃い野菜が薄味の上品な出汁で炊かれています。薄味とはいえ、しっかりとひかれたお出汁がおからと野菜に沁みていて、お酒に合う味に仕上がっています。

お惣菜はどれも身体と心に優しい味。お酒に合うように工夫されています。

独自のルートで仕入れている神奈川野菜と京野菜はどれも新鮮で味が濃い。

「夏野菜のおひたし」480円、「おから」200円、「ルッコラ」130円(税込)。

日本酒バル森
川崎市中原区新丸子東1-773

最後にご紹介するのは、新丸子駅西口から徒歩5分程度武蔵小杉方面に歩いたところにある「元祖カレー煮込み」と、工夫を凝らした串焼きが人気の「文福」。古民家風の建物の入口に縄のれんがかかるレトロな風情のある居酒屋です。
こちらでは「元祖カレー煮込み」と「つくねきのこ」を。いちばん人気の「元祖カレー煮込み」はトロトロに煮込んだモツをスパイシーで濃厚なカレー味に仕上げたもの。「つくねきのこ」は肉厚でジューシーな椎茸につくねを詰めて焼いたもので、噛むとジュッと肉汁と椎茸の汁が口に溢れる絶妙な焼き加減の逸品です。
注文を終えると、「待っている間にどうぞ」と冷たいお茶とおしぼりが出てきました。暑い中歩いてきた身にはとても嬉しいサービスです。こういった心遣いが美味しいものを作っているのでしょう。

焼き上がりを待っている間には冷たいお茶とおしぼりのサービスが。

こちらにはテイクアウト専用のメニューもありました。これを見て電話で注文しておけば、来店の時間に合わせて作っておいてくださるとのこと。次回はこちらも利用してみようと思います。

「元祖カレー煮込み」400円、「つくねきのこ」300円(税抜)。テイクアウトのメニューには「元祖カレー煮込み」の温め方も書いてある。

串焼 文福 本店
川崎市中原区新丸子町915

ここにご紹介したお店以外にも、この界隈にはテイクアウトを提供しているお店がたくさんあります。多くの人気の居酒屋やレストランがテイクアウトを提供している昨今、お惣菜を1、2品買ってビールを買ってちょうど千円くらいですから、ちょい飲みセンベロ気分を気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。