武蔵小杉の歴史
「中原街道と武蔵小杉」3 小杉御殿と小杉村
中原劇場
一番賑やかだったのは昭和4(1929)年7月、川崎市・中原町の合併問題の頃だったという。
これに続いて、中原町議会改選のための演説会だった。その後、昭和10年頃までは賑わったが、次第に客足が遠のいていった。
映画も上映されるようになったが、あまり人が集まらず、戦後はポルノ映画やストリップ劇場に転業したが、客はあまり入らなかった。昭和40(1965)年に入ると、建物も老朽化したため取り壊した。跡地は長い年月、有料駐車場となっていた。