「中原街道と武蔵小杉」4 泉沢寺・役場と商家が並ぶ神地

神地橋と二ヶ領用水

二ヶ領用水にかかっている神地橋
正面は小杉十字路(昭和49年)

小杉十字路から南武線方向の家並み(昭和40年)。左側は庄司木材店、右側は小島自転車店

小杉と上小田中(神地)の境を流れるのが二ヶ領用水(川崎堀)で、そこに「神地橋」がある。
昭和10(1935)年2 月、中原街道の改修工事の時、コンクリートの橋になったが、それまでは木の橋だった。
子ども達は、木の橋の欄干を飛び込み台にして二ヶ領用水で泳いだり遊んだりした。
その頃の用水は、きれいで水量も多く川幅は広かった。昭和初期までは水道がなく飲料水にも利用されていた。
現在の橋は、平成になり道路拡張工事で改修されたものである。

神地橋より下流を見る(昭和7年)

神地橋より下流を見る(昭和41年)

神地橋より上流での水遊び(昭和10年)

二ヶ領用水と神地橋(中原街道)(昭和46年)

神地橋より泉沢寺・南武線方面の家並み(昭和42年)

小杉十字路より南武線方面。右側に泉沢寺。庄司材木店は、平成11年まであった。
平成11年2月、服部コーヒーフーズ㈱に変わった(昭和42年)


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