新小杉開発株式会社

新・小杉散歩

2026.09.24

武蔵小杉からひと駅 元住吉のお蕎麦屋さんランチ

暑さが少しずつやわらぎ、秋の気配を感じるようになると、温かいものや季節の味が恋しくなります。秋から冬にかけては新蕎麦も出回り始め、蕎麦に目が向く季節でもあります。
今回、お蕎麦屋さんを訪ねて歩いたのは、武蔵小杉駅から東急東横線でひと駅の元住吉です。
駅の東口にはオズ通り商店街、西口にはモトスミ・ブレーメン通り商店街が延び、日々の買い物に便利なお店から飲食店まで、さまざまな店舗が軒を連ねています。駅を挟んだ二つの商店街を歩いてみると、それぞれに特徴のあるお蕎麦屋さんも見つかります。
今回はその中から、ランチに立ち寄った3軒をご紹介します。太く長い個性的な「つり上げ蕎麦」、だしの旨みを楽しむとりせいろ、合鴨と焼きネギがたっぷりの鴨南蛮。元住吉の街を歩きながら、三者三様のお蕎麦を味わいました。

太く長い、縁起を担いだ「つり上げ蕎麦」

岩駒

「ぶっかけそばと丼のセット(鴨の混ぜご飯)」885円。
極太のつり上げ蕎麦に鴨の混ぜご飯が付いた、食べ応えのあるランチセット。

最初に訪れたのは、元住吉駅東口のオズ通りにある「岩駒」。2023年に川崎市幸区古市場で開業し、在は元住吉に店を構えています。ひと味違った蕎麦が楽しめるお店です。
看板メニューの「つり上げ蕎麦」は、田舎蕎麦のような濃い色合いと、太く長い麺が特徴。「太く長く堅実に」という運気上昇への願いを込めて名付けられた、岩駒ならではの蕎麦です。長い麺を箸で高く吊り上げる姿にも、縁起のよさが感じられます。
今回いただいたのは、平日ランチの「ぶっかけそばと丼のセット」。つゆを少なめにかけた極太の蕎麦は、しっかりとしたコシがあり、見た目にもインパクトがあります。セットのご飯は鴨の混ぜご飯を選び、小鉢は甘味かキムチから選べます。
料理を提供する際に「ご利益ありますように」と声をかけてくれるのも、このお店ならでは。カウンター席を中心にテーブル席もあり、一人でも気軽に立ち寄れます。

岩駒 川崎市中原区木月2-5-12

岩駒
川崎市中原区木月2-5-12

だしの旨みを楽しむ、温かいとりせいろ

やぶ久料理

「とりせいろ」1,250円。
鶏の旨みが広がる温かいつゆで、冷たい蕎麦をいただく一品。

続いては、同じく元住吉駅東口のオズ通りにある「やぶ久」。蕎麦と酒、手作り料理を楽しめるお店です。
落ち着いた品のある店内は、ゆっくりと食事を楽しめる雰囲気。女性客の姿も多く、平日のランチタイムには近隣で働くビジネスパーソンなどでにぎわっています。
蕎麦の単品メニューに加え、丼物やご飯を組み合わせた御膳も充実。しっかりと昼食を取りたいときにも利用しやすいお店です。
今回注文したのは「とりせいろ」。冷たい蕎麦を、鶏肉の入った温かいつゆにつけていただきます。だしのきいたつゆは、鶏の旨みも加わった味わい。蕎麦をつゆにくぐらせながら、最後まで楽しめる一品です。
また、やぶ久では、蕎麦に合わせて日本酒や手作りの一品料理も用意。昔ながらの蕎麦屋の楽しみ方である「蕎麦前」を大切にしているお店でもあります。

やぶ久外観

やぶ久 元住吉
中原区木月2-7-21

ブレーメン通りで親しまれる、具だくさんの鴨南蛮

富士見庵鴨南蛮そば

「鴨南蛮そば」1,700円。
5枚の合鴨肉と香ばしい焼きネギが、蕎麦を覆うほどたっぷり。

最後にご紹介するのは、元住吉駅西口のモトスミ・ブレーメン通り商店街にある「ブレーメン通り 富士見庵」。多くの買い物客が行き交う商店街のメインストリートに店を構える、昭和33年(1958年)創業のお蕎麦屋さんです。
明るく入りやすい雰囲気の店内では、北海道産の蕎麦粉を使用し、毎日手作りする蕎麦を提供しています。定番の蕎麦に加え、季節限定のメニューにも力を入れており、訪れる時期によって異なる味わいを楽しめます。
ランチタイムにはお得なセットメニューも充実。平日限定の天丼と蕎麦のセットなども用意されており、商店街での買い物の合間や、普段の昼食にも利用しやすいお店です。
今回選んだのは「鴨南蛮そば」。器には5枚の合鴨肉と香ばしく焼き上げたネギがたっぷりとのり、蕎麦が見えないほどのボリュームです。
鴨肉と焼きネギの組み合わせは、温かい蕎麦ならではの楽しみ。食べ応えのある一杯で、肌寒くなるこれからの季節にもおすすめです。
夜には天ぷらや鴨料理を肴に地酒を楽しみ、最後に蕎麦で締めるという利用もできます。商店街のにぎわいの中で、昼も夜も気軽に立ち寄れる、カジュアルで地域に根付いたお蕎麦屋さんです。

ブレーメン通り富士見庵

ブレーメン通り富士見庵
川崎市中原区木月1-30-22

武蔵小杉から電車でわずかひと駅の元住吉。東口と西口、それぞれの商店街には、個性の異なるお蕎麦屋さんが揃っています。
極太のつり上げ蕎麦、だしを楽しむとりせいろ、老舗の鴨南蛮。秋の街歩きを楽しみながら、お好みの一杯を探してみてはいかがでしょうか。

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