新小杉開発株式会社

新・小杉散歩

2025.08.22

いまこそ食べたい こだわり冷やし中華

蒸し暑さが本格化するこの時期、食べたくなるのが“冷やし中華”。さっぱりとした酸味とつるりとした喉越し、そして具材の彩りが、減退しがちな食欲をそそる夏の定番メニューです。今回は、武蔵小杉駅周辺で味わえる、こだわりの冷やし中華を提供する3軒をご紹介します。それぞれ個性が光る一皿を、この夏の涼に取り入れてみてはいかがでしょうか。
 
伝統の「町中華」がつくる王道の一皿
中華食堂かどや

「アメーラトマトと大山どりのスモークの冷やし中華」1,540円


昭和23年創業の老舗「中華食堂かどや」は、定食を中心に長年地元に親しまれてきた名店。その冷やし中華は、一見すると昔ながらの庶民的なスタイルですが、細部にしっかりとしたこだわりが光ります。
「アメーラトマトと大山どりのスモークの冷やし中華」という名のとおり、注目すべきは糖度の高いブランドトマト「アメーラトマト」と、スモークした大山どりのチャーシューを贅沢に使用している点。口にすれば、甘みと酸味のバランスが絶妙な特製スープとともに、それぞれの素材の良さがしっかり伝わってきます。どこか懐かしく、飽きのこない王道の味わいは、まさに“ザ・冷やし中華”。暑さで食欲が落ちる時期でも、つるりと完食してしまう一皿です。

中華食堂かどや
川崎市中原区小杉町3-1501 セントア武蔵小杉 7-10

贅沢気分を楽しむ五目冷やし中華
一番喜龍

一番喜龍「五目冷やし」2,100円。


Kosugi 3rd Avenueの1階にある「一番喜龍」は、創業1961年の老舗中華レストラン。気軽ながら上品な空間で、素材や調理にひと工夫ある料理が人気です。
この夏提供されている冷やし中華は2種類。そのうち「五目冷やし」は、盛りつけの美しさに思わず目を奪われるひと品です。海老、チャーシュー、錦糸玉子、キュウリ、トマト、クラゲなど、彩り豊かな具材が山のように盛りつけられ、見た目からして豪華でわくわくします。特別なブランド食材を謳っているわけではありませんが、素材はいずれも新鮮で手の込んだもの。キュウリのシャキシャキ感やトマトの鮮度からもそのこだわりがうかがえます。暑い日のご褒美ランチにもおすすめです。

一番 喜龍
川崎市中原区小杉町3-600 Kosugi 3rd Avenue 1F

具だくさんで大満足のセット
川湘楼

「冷やし中華」950円。

気軽に本格中華が楽しめる「川湘楼」は、ランチタイムになると近隣で働く人や女性グループでにぎわう人気店。
1日15食限定の冷やし中華は、具だくさんで彩りも鮮やかな満足度の高い一皿です。
錦糸玉子、蒸し鶏、ハム、エビ、トマト、キュウリ、そしてレモンといった夏らしい具材が美しく盛られ、細めの麺がその下にたっぷり隠れています。レモンを絞ると、さわやかな酸味が全体を引き締め、暑い日でも食がすすむ味わいに。
さらに、小さなチャーハンとひとくちサイズの杏仁豆腐がセットになって、税込950円という良心価格。日常のランチにも、ちょっとしたご褒美にもぴったりの一品です。

川湘楼
川崎市中原区新丸子町911-1 2F

冷たい麺と豊かな具材のハーモニーが楽しめる冷やし中華は、まさに夏の風物詩。それぞれのお店が大切にするスタイルで提供する一皿を、気分やシーンに合わせて味わってみてください。
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